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120917_サンル川(ダム工事凍結中) 


(サンルダム完成予想図 国土交通省北海道開発局旭川開発建設部サンルダム建設事業所のサイトより)

2012/09/17、下川町の天塩川水系サンル川を見に行きました。
◎以下、横長の写真は部分表示です。クリックすると全体が表示されます。
DSC_0455.jpg
サンル川は天塩川水系の中でも自然の状態がよく保たれ、サクラマスが産卵し、ヤマメが良く釣れることで有名な川です。当局の調査でもヤマメ棲息密度は圧倒的に高いです。この豊かさは皮肉にも、これ以外の手塩川水系の河川の多くがすでに、ヤマメの棲息、サクラマスの溯上・産卵が困難になりつつあるためです。

このダムの建設には多くの疑問があります。

 利水…人口の増加や産業振興など切迫した水の需要があるのでしょうか?
 治水…サンル川は下川町の下に注いでいます。事業自体は下川町内ですが、治水の受益者は下川町より下流の市町村です。下川町が推進したい理由はなんでしょう?また、下流市町村の過去の水害頻度およびそれに対する対策としてサンルダムは有効なのでしょうか?(浸水面積の大きい昭和48年、50年(全道的だった56年は除く)の水害は外水氾濫(堤防切れや越水)で地域も剣淵町や十線川です。→天塩川の治水と洪水の歴史
 地形…川が切れ込んだ谷あいではなく、低山の間から平野にでる箇所に作るダムはむしろ堰堤に近いものになるでしょう(計画では全国で2番目の「台形CSGダム」)。貯水目的のダム立地として適切なのでしょうか?
 地域・環境への影響…河床低下・河岸侵食による流域の不安定化、水棲生物(特に魚類)の棲息・繁殖環境への悪影響

サンルダム建設は政府民主党の凍結宣言により現在停止していますが、再開の兆しが見られます。
サンルダム問題についてはぜひ下記のサイトを参照してください。
サンル川 Now
サンルダム(国土交通省北海道開発局旭川開発建設部サンルダム建設事業所)…この国土交通省のサイトは総合的な情報を載せています。上記の疑問に近いものも「サンルダムQ&A」で多数取り上げられています。河床低下に関する質問もありました。このサイトをよくご覧いただきたい。

DSC_0456.jpg
手持ちの道路地図と様相が変わっていて、ダム建設後のための高台を走る新しい道が取り付けられており、うっかり古い道を見逃してしばらく先まで行ってしまいました。この写真は旧道から新道を見上げています。*完成予想図のダム手前左下の坂道付近。

DSC_0448.jpg
旧道はすぐに通行止めで行き止まりに。*完成予想図のダム下流で道が川にぶつかっているあたり、この正面にダムの堤体が作られる計画。

DSC_0450.jpg
通行止め地点から下流を見たところ。川幅があり、透明度の高い水がゆったり流れています。両岸はまったく護岸されていない美しい岸辺です。
樹木を含めた植生が岸辺に迫っているのは増水が頻繁にはないことを示し、川岸が崖になっておらず石の川原がないのは川の運搬力・浸食力がうまく河床の抵抗力とバランスして安定的であることを示しています。

DSC_0449.jpg
同じ地点から上流をみたところ何やら構築物が。よく見ると、

DSC_0451.jpg
実験魚道、2009年に溯上実験を行ったもの。実際に計画されているのは長さ9kmの魚道。人口の通路を延々9kmも魚が上るのか、はたまた、川を付け替えるようなものなのか。そもそもダム下流の環境が棲息に適さなくなれば上る魚がいなくなるから無用の長物。

DSC_0452.jpg
すぐ脇で合流する一の沢に入ると、こちらも平坦で穏やかな流れ。*一の沢は完成予想図ではダム直下に左から注いでいます。

DSC_0454.jpg
一の沢をちょっと進むと新道の橋脚がみえてきます。*完成予想図でも白い橋脚がちょっと見えます。

DSC_0453.jpg
大変立派な天にもそびえる橋脚です。
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