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【床丹1】110713_床丹川に砂防治山ダムができる? 

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以下、2011年7月13日付北海道新聞札幌版朝刊からの引用です。
--------------------------
「床丹12人の集落 2011年夏<中>」

(前略)こんな光景が見られなくなるかもしれない。この秋、上流にダムを設ける工事が始まるからだ。

実施するのは北海道。流れが急な場所についたてのようなコンクリート製のダムを4基造り、下流に土砂が流れ込んだり、川岸が削られるのを防ぐ。3年間の事業で、予算は1億6千万円だ。

床丹川は半世紀前に氾濫した。工事の理由のひとつだ。しかし、それ以降、川は穏やかに流れている。

床丹の人たちは心配する。親しんできた川が姿を変えてしまうのではないか、ヤマメもいなくなるのではないか-。ダムは中央部に魚道を造るため、道の担当者は「生態系への影響はない」というのだが。

「わたしたちは、もうすぐいなくなる。集落を守るためにダムを造るというのなら、いらないさね」。毎日、川沿いを散歩をする沢田サヨさん(83)の言葉に、悲しみがこもる。(後略)

--------------------------(引用以上)

記事中のヤマメはサクラマスのオスのことです。メスは降海して成長後、川に戻り産卵します。オスは川に残りヤマメと呼ばれます。サクラマスは北海道の保護対象となっている水産資源で条例により、河川でのメス(サクラマス)の採捕は一切禁止、ヤマメも禁漁期間があり、通年全面禁漁の河川(保護水面)も道内に多数あります。


大きな地図で見る

石狩市浜益区の北部にある床丹を流れる床丹川は人工構築物が少なく、サクラマスが自然遡上し繁殖する貴重で豊かな川です。遡上に悪影響を与え、産卵場所を制限する砂防治山ダムを4基造る、というのは、地域の水害対策が重要事項であり、代替的な他の方法も検討したうえで砂防治山ダムが最適であるという判断プロセスがあってのことなのでしょうか?

そこで調べてみたところ、北海道石狩振興局産業振興部林務課治山係が計画しており、
tokotan_dam_placing_plan
集落の上流に6箇所の候補地測量を終えており、うち4箇所に建設を予定。(画像クリックで大きな図が表示されます)

tokotan_dam_structure
中央の凹ませた部分に水が流れ、魚がそこを上れる、ということらしい。(画像クリックで大きな図が表示されます)

建設入札を8月に行い、同月末には着工予定(早い!)とのことで、地域住民への説明では建設目的に次の2つを挙げていたとのことです。

・森林の涵養
・水害の防止

砂防治山ダムで森が豊かになるのでしょうか?
(河川長わずか3.5kmの川の中域部に砂防治山ダム4基を造れば、森は拓かれ、川は分断されます)
(上流部で大規模伐採をするなら降雨により土壌流出が起こり、砂防の必要がでてくるでしょう)
(この場合、水は濁り、川床には泥が堆積し、水棲昆虫は生息できず、渓流魚は産卵できなくなります)

氾濫の記録が半世紀前まで遡る川が「暴れ川」なんでしょうか?
(床丹川の勾配は緩やかで、河況係数(増水時/渇水時の流量比)も大きくはなさそうです)
(単純な砂防治山ダムでは流量調節はできず、食い止められるとしたら流出土砂の一部です)
(そもそも、半世紀前の氾濫は土砂災害や川岸の大きな侵食被害を起こしたのでしょうか?)

余計に分からなくなりました。
そこで現地に行ってみることにしました。

【床丹2】に続く。)
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