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【床丹15】110925床丹川リバーウォッチング報告 

延期されていた、北海道の森と川を語る会主催の床丹川リバーウォッチングが2011年9月25日に開催されました。

130
住宅地の真ん中を川が流れ、その脇がメインストリートです。
国道231号線開通以前は、住宅地の上から続く山周りの道路が他の町とつながる主要道で、かつてこの川沿いのメインストリートの位置は風呂や便所や物置などが並ぶ家屋裏手にあたり、昭和28~30年頃の増水で建屋が流され、その後、現在のコンクリート護岸ができたそうです。
昭和56年水害時には、屈曲し狭まった流れが左手石垣付近に押し寄せて道路に水が溢れましたが、家屋が流される被害はなかったとのことです。なお、石垣護岸の一部に開いていた穴(上記写真左奥 2011/7/31撮影)は、

IMGP0346[1]
土嚢で応急手当されていました。数日前に設置されたそうです。

IMGP0354[1]
北海道自然保護協会から多くの方が参加されました。

IMGP0172[1]
北海道石狩振興局が指摘している崩落部(2011年7月31日撮影)は、

356.jpg
2011/9/2の182mm(札幌管区気象台の浜益の日降水量データで過去34年間の最高雨量。)の雨でも特に変化は見られませんでした。参加された専門家の方々からは、
「通常どこの河川でも見られる一般的な屈曲部の浸食であり、特に措置を施す必要性はなく、砂防治山ダムで対応すべきものではない。」
「強いて対策を行うとすれば、屈曲部の上流で川岸の石の配置を変えて、浸食部に流れが向かわないようにすればよい。」
というお話でした。

床丹16】に続きます。
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カテゴリ: 床丹川

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【床丹14】110904_増水状況 

床丹川の住宅地で水が溢れたのはここ80年で3回ほど。1981年8月が最後だそうです。札幌管区気象台の過去34年間のデータで床丹のある浜益区の日降水量ランキングは次のとおり。

要素名/順位1位2位3位4位5位
日降水量
(mm)
182.0
(2011/9/2)
117.5
(2011/7/14)
108
(1981/8/4)
105
(1981/8/23)
104.0
(2010/7/29)


6位7位8位9位10位
100
(2005/8/21)
99
(1981/8/5)
96.0
(2011/8/14)
86
(1989/8/23)
82
(1994/5/27)


1981年の夏は雨が多く、トップテンに3つ、2011年も今日までに3つランキングされており、なんと二日前の2011/9/2が1位です。1981年の増水は、8/4,5の二日間で200mmを超える雨量があったことが原因といえそうですが、今回の降雨もそれに迫る182mmで川の水量が心配されます。「北海道の森と川を語る会」のリバーウォッチングは延期されましたが、ひとりで見に行ってきました。

まず、河口部。上が2011/7/31、下が2011/9/4。手前の岩が水面下で約30cmの増水です。水はきれいです。増水中でも川床の石が見えます。
0159.jpg
IMGP0303.jpg

次に住宅地。上が2011/7/18、次が2011/9/4。さらに動画。最後が護岸部拡大。川は住宅地内で屈曲し、石垣からコンクリート護岸に変わるあたりにぶつかっていますが、護岸が効いています。
0130.jpg
IMGP0289.jpg

IMGP0292.jpg

上流部、治山ダム予定区間。順番に2011/7/18、2011/9/4、同動画。20cmほど水位があがり流勢があります。
0108.jpg
IMGP0262.jpg


河岸浸食があるといわれる部分。上が2011/7/31、下2011/9/4動画。崩落した石が護岸構造になってきており土砂流出はなく、土砂流出による濁りは生じていません。水の力が最もかかる崩落部上流側の端のところに大きな岩があり、流勢を受け止めています。
0172.jpg


川原に溢れた水が氾濫原を形成、魚などの水棲生物の避難場所になっています。
IMGP0270.jpg

■□■

<近隣河川>

千代志別川。床丹川と対照的に過去の水害から河岸を整備し、計13基の砂防治山ダムを現在も順次建設中。
住宅地上の橋より上流を臨む。一見自然の川原のようだが大岩を砕いて整備したもの。上2011/7/31、下2011/9/4
IMGP0232.jpg
IMGP0257.jpg

同、住宅地の護岸。2011/9/4
IMGP0259.jpg

同、上流部。床丹川より大きな岩が目立つ。川の潜在的な掃流力がそれだけ強い。かつては住宅地近辺にも2メートル以上の巨岩がごろごろしていた。写真ではわかりづらいが床丹川より流量が多い。上2011/7/31、下2011/9/4
0230.jpg
IMGP0248.jpg

同、住宅地上流の階段式ダム。勾配を緩和し、川幅を広げ、水の運動エネルギーを減じる目的。上2011/7/31、下2011/9/4動画 水勢が良くわかります。
0226.jpg


幌川、流域面積が広く、床丹、千代志別より規模が大きい。国道橋は水面より相当高いところに渡されている。上2011/7/31、下2011/9/4動画
IMGP0238.jpg


群別川、幌川に近い規模。河口近くでも屈曲しており、河岸の浸食、倒木、上流からの流木が見られる。ちょっと不安。すべて2011/9/4
IMGP0312.jpg
IMGP0311.jpg


厚田川、灌漑用水か上流の林野か工事現場からかは不明だが相当の土砂流出があり一面のコーヒー牛乳。鮭が上る川なんですが…。2011/9/4
IMGP0320.jpg


床丹15】に続きます。

カテゴリ: 床丹川

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