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カテゴリ: 床丹川

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【床丹29】砂防ダム建設計画白紙に 

2013年2月8日、北海道石狩振興局より、次のとおり、床丹川(石狩市浜益)の砂防ダム建設が取りやめになったとの連絡がありました。
小さいけれど、美しく貴重なものがひとつ守られました。皆さまに感謝します。

 ○H24年現地調査結果(別添ファイル参照)
  河床変動調査では現地の荒廃状況に大きな変化は認められない
  魚類調査ではサクラマスの稚魚や産卵床が確認された。
  植生調査ではサルメンエビネなど6種の希少種が確認された。

 ○今後の方針
  床丹川における治山事業についてはこれまでの現地調査結果や
  専門家の皆様や石狩市との意見交換を踏まえ検討した結果
  現時点で事業実施はせず、今後の河川状況の変化について継続して
  観測することとする。

カテゴリ: 床丹川

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【床丹28】120707_現地意見交換会 

P1000050[1]

2012年7月7日、石狩市浜益区床丹川に治山ダム建設を計画する石狩振興局が、2011年に計画に対する要望書・意見書を提出した団体に呼びかけ、現地において意見交換会を行いました。

参加したのは、北海道自然保護協会、北海道淡水魚保護ネットワーク、北海道の森と川を語る会。石狩市議蜂谷三雄氏もおいでになりました。

■石狩振興局は、各団体の要望書・意見書を受けて実施した調査の内容について次のように報告。

1.河道変動調査
河口部を含む8地点で2011/6/29と2012/5/15の2時点間の河道断面測量結果比較を行い、着目すべき変動は見られなかった。
2.魚類調査
4地点で2012/5/26、投網、タモ網、電気ショッカーにより、サクラマス(親魚、スモルト、幼魚、0歳魚)198尾を含む4種243尾を採捕、確認。秋にも調査を予定。
3.植生調査
2012/6/2-3、治山ダムによる潰れ地に複数の希少種を確認。秋にも調査を予定。

■北海道自然保護協会は次のように意見。

1.協会の2012/5の現地調査結果
床丹川の渓畔林には本来乾燥地に生えるミズナラ、アズキナシが混生しており、しかも樹種の直径が太いことから、頻繁な氾濫が生じている河川でないと考えられる。また林床にはチシマザサあるいはハイイヌガヤが優勢であり、過去の相当期間、土砂流出の形跡がないと言える。
2.予防治山の根拠
土砂流出の事実はないが「予防治山」として事業を計画していると聞く。予防治山は「山腹崩壊危険地や侵食により荒廃の兆しのある渓流などの山地において、災害を未然に防止するために治山ダム工や植栽工を行うこと」であるはずだが、荒廃の兆しのある場所を根拠を提示されたい。
3.床丹川の希少性・保存の重要性
砂防ダム・治山ダムのない、現在の日本ではめずらしく河川環境が保全されている希少な河川としての床丹川の特徴を多くの市民に知ってもらい、森と河川の関係と河川のあり方の探求を、市民団体とも共同でめざしてほしい。

■北海道淡水魚保護ネットワーク

1.床丹川のサクラマスの希少性
床丹川にはスモルトする以前の幼魚(ヤマメ)の時期から、海(河口付近)を利用する個体がいることが確認されている。このような生活史をもつサクラマスは調査を行っている河川においては床丹川以外にはこれまで報告されていない。
2.調査
当日の河川観察においても魚類が多数観察されている。石狩振興局の魚類調査について、秋の調査は産卵時期である9月に実施すべきであり、また分布密度調査、産卵床の確認も行う必要がある。

■北海道の森と川を語る会

1.氾濫原
床丹川は治山ダムNo1建設予定地点付近の数百メートルにわたって広い氾濫原を有し澪筋が3本に分かれて流れている。氾濫原は増水時に流勢を減衰させ、水棲生物に避難場所をあたえる機能を果たしており、森林の保水力の高さとあいまって床丹川が近隣河川と異なり歴史的に水害のない川であることを特徴づけている。
自由に水が溢れてながれることで洪水調整機能を果たす氾濫原に治山ダムを建設すると澪筋は1本に統合され、河畔の状況は一変する。それにより増水時に氾濫原の果たしてきた機能がどう変化するかについては予想できず、また回復も難しいので慎重な検討を要望する。

2.費用便益分析
100年に1度の土砂災害に対する予防治山とのことだが想定規模が過大に思われる。費用便益比2.3とのことだが、計算に用いた項目、数値、計算方法を具体的に提示されたい。

◇◆◇

石狩振興局は、調査結果からは当初予想していたよりも安定的な河川であるとの認識を示し、当日の得られた意見を踏まえた調査を継続し報告を行いたい、とのことでした。

床丹29】最終回!













カテゴリ: 床丹川

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【床丹27】洪水を弱める働きをする氾濫原に治山ダムを作るのか? 

床丹川は住宅地の数百メートル上流で三筋に分かれて広い氾濫原を蛇行して流れている。
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増水時に水に浸かる氾濫原は流速を弱め下流水位を下げる働きをする。また、水棲生物に避難場所を提供し、地下水涵養の働きを持つ。これらの便益を生態系サービスという。
IMGP0270.jpg

床丹川は自ら洪水調整能力を有しており、住宅地は大きな水害を被ったことがない。
治山ダム建設計画では氾濫原の中にダムを設置することになっているが、氾濫原における川の自由な流れを妨げることがどんな影響を及ぼすかについて十分な調査・シミュレーションを行ったのか、石狩振興局には是非質問したい。(下記の写真は治山ダムの設置イメージ)
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◆◇◆

米国カリフォルニア州ナパは、もともとナパ川の氾濫原に作られた町であったため洪水に苦しめられていたが、住民は「生きている河川」を環境資源と考え、大規模な堤防による洪水対策ではなく、かつての氾濫原を復活させることで洪水をコントロールすることを選択した。

米国の洪水対策を担う陸軍工兵隊は当初堤防強化案を主張したが、市民グループとの協働を経て氾濫原復活事業を行った。

「生きている河川」コンセプトの研究 ―ナパ川(サンフランシスコ地域)の場合―(大阪芸大 松久喜樹)

生態系サービスという挑戦 -市場を使って自然を守る-生態系サービスという挑戦 -市場を使って自然を守る-
(2010/09/21)
グレッチェン・C・デイリー、キャサリン・エリソン 他

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床丹28】に続きます。

カテゴリ: 床丹川

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【床丹26】自然を経済的に可視化せよ。 

「自然を経済的に可視化せよ。」

砂防治山ダムは、調査費、建設費等を費やして取得された国民の資産であり、取得原価以上の便益が国民にもたらされると考えられます。
しかし、砂防治山ダムの建設により逆に失われる便益を差し引いたものが、真の砂防治山ダムの価値です。
生態系と生物多様性という人類の財産がこのとき失われる便益に当ります。これを数量化しようという試みが「生態系と生物多様性の経済学」(略称:TEEB)です。

「自然を経済的に可視化せよ。」という野心的なコンセプトは、行政に新しいポリシーと規律を求めるうえで強力な武器になるでしょう。



生態系と生物多様性の経済学 中間報告

序文より 我々は、依然として「自然の価値」を理解しようと苦労をしている。自然は我々に日々多くの価値をもたらしてくれる。しかし、ほとんどの場合、自然は市場に組み入れられることを回避し、価格設定と価値査定を逃れている。この自然の価値査定の欠如が、我々が現在悟りつつあるように、生態系の劣化と生物多様性の損失の根本的な原因となっている。
「生態系と生物多様性の経済学」(TEEB)のための我々のプロジェクトは、この二つ目の課題に取り組み、生態系と生物多様性の保全のために有効な包括的で説得力のある経済学的事例をつくるためのものである。


床丹27】に続きます。

カテゴリ: 床丹川

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【床丹25】共産党の砂防治山ダムに対する考え方 

記事【床丹24】にて、蜂谷 三雄 石狩市議(日本共産党)の床丹川治山ダムに関する議会質問を掲載しましたが、日本共産党北海道委員会の、ダム、砂防治山ダムに関する考え方、活動には注視したいと思います。

治山ダム撤去/サケ・アユの遡上確認、釣り人と漁業者が連携/せたな町 真下道議が調査(2012.5.27)

砂防工事で破壊の恐れ/七飯町 良質な自然残す藤城川/真下道議 見直し迫る(2012.4.14)

蜂谷石狩市議以外にも、真下 紀子 道議(旭川市区)が積極的に活動していらっしゃるようです。

床丹26】に続きます。

カテゴリ: 床丹川

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【床丹24】石狩市定例市議会での一般質問(2) 

原文掲載サイトはこちらです。

PDFファイルの33/46、51ページの右段、蜂谷三雄市議の質問が、床丹と千代志別の違いにも言及しております。

-以下、引用文------------------------------------------------

○12番(蜂谷三雄)
最後でございますが、浜益区床丹川の治山ダム建設について伺います。
床丹川は小河川ながら、ダムが建設されていない、自然が残された貴重な河川であります。
流域面積も比較的小規模で、浜益を襲った昨年、ことしの局地的集中豪雨時にも、住宅地の河川はんらんは起きておりません。
道事業である4基の治山ダム建設計画は、地元住民も寝耳に水の計画で、そのような工事よりも下流域の老朽化した護岸の修繕をしてほしいの声が強いのであります。
砂防や治山ダムによって下流域の水量を減らすことはできません。
土石流が発生した千代志別川とは、地形も流域面積も異にする河川であります。
縦割り行政の事業という印象を私には大変強く感じるのであります。
今日、河川の自然保護は、環境都市を目指す市政とマッチする課題でもあり、今後の流量などの客観的なデータを集積するなど、拙速な工事は避けるべきであります。
中止も含め、市として慎重に対応されるべきと考えますが、いかがでしょうか。

○議長(髙田静夫) 佐々木企画経済部長。

○企画経済部長(佐々木隆哉)
ただいまの御質問に私からお答えをいたします。
床丹川におきましては、昭和30年代に住宅が被災する洪水などが発生いたしまして、平成に入ってからも集落のエリアで、増水による沢からの土砂流出や河岸の浸食などの災害が発生しているほか、隣接する千代志別地区においても平成11年に千代志別川の大はんらんが起きているところでございます。
また、北海道の調査におきましても、集落の上流で河岸の浸食や不安定な土砂などの堆積、あるいは移動が見られるなど、現状において河川災害が再発するおそれがないとは、言い切れない状況であるというふうに認識をしてございます。
そういったようなことで、河川、環境保全などへの配慮というのは、当然必要ではございますけれども、市民の生活の安全・安心を守る立場の基礎自治体といたしましては、現時点でこの治山対策の必要性ということについての認識は変わってございません。
事業主体である北海道といたしましては、事業の計画や工法などについて改めて検討する予定と聞いてございますので、その中でどういったような検討がなされるのか、注視をしてまいりたいと存じます。
以上です。

床丹25】に続きます。

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【床丹23】石狩市定例市議会での一般質問 

原文掲載サイトはこちらですが、全文引用しました。

棟方加代子市議が質問者です。
経済企画部長の答弁では次の点が不明確です。

1.千代志別と床丹の地形学的・水理学的な特性の違いを考慮せずに同一の取扱いをしようとしている。
2.「過去に水害があったこと」のみに言及し、水害の性質、頻度、被害の大きさ・重大さの評価がない。
3.治山ダムでコントロールし得るのは土砂の運搬だけであり、洪水時の土石流や土砂の異常堆積を抑止できたとしても、水量はコントロールできず増水被害には効果がない。

-以下、引用文--------------------------------------------

2011年第3回定例市議会 一般質問第3番
床丹川の治山ダム建設について

棟方 加代子

  1点目 床丹川の治山事業を要望した経緯について
  2点目 地域住民との意見交換について
  3点目 治山ダムが自然に与える影響について
  4点目 北海道への建設中止の要望について

  市民ネットワーク北海道は、当別ダムの建設中止を訴え活動してきました。この間、治山ダムや砂防ダムなどの河川横断構造物が河川や自然界に与える影響を数多く見てきました。河川に、治山ダムや砂防ダムを1基つくると自然の流れがとめられてしまうことから、細かな砂利や土砂が堆積し、下流域に次々に治山ダムや砂防ダムをつくらなくてはならない構造になっています。
  昨年3月石狩市は、北海道石狩支庁長に対し、治山事業施行要望書を提出しています。その中で、浜益区の床丹川も渓間工と森林整備について要望しており、その結果、治山ダム建設計画ができました。今年7月、床丹川の治山ダム建設計画が新聞に掲載され、多くの市民がこの記事によって計画を知りました。7月末には北海道自然保護協会や北海道淡水魚保護ネットワークから慎重な対応を求めるなどの要望書が北海道や石狩市に提出されています。8月9日、札幌市内で北海道の森と川を語る会主催の「床丹川から考える人は森と川にどのように関わって行くべきなのか」に参加してきました。
  北海道は、治山ダムの必要性として「上流の一部に崩壊地や、増水時に下流の集落や国道に土砂が流れ出す事が懸念される不安定土砂がある」ことをあげています。しかし、主催者の代表である小野有五北大名誉教授は、「川岸の崩壊はダムが必要なほどではなく、床丹川のような川にはよく見られる」と話されています。
  また、流域の自然を考えるネットワーク理事で、水中写真家の稗田一俊さんは、治山ダムには中央部に魚道をつくるので、「魚の遡上には影響はないとする」北海道の考えに、「治山ダムの目的とする土砂流出防止によって下流側の河床が下がり、川岸が削られて下流の泥が増える。サクラマスが河床の小石に生みつけた卵は、泥が溜まると窒息する」と話されています。稗田さんには、市民ネットワークが実施した当別川フィールドウオッチングに、専門家の立場で同行していただいたことがあり、澄んでいるように見える川も一歩足を入れることで泥水になる。本当の川の姿を見ることや河川横断構造物によって、川の流れが変わっている様子、河床が下がることによって護岸が崩れていることなど多くの問題点を発見することができました。
  河川横断構造物は、治水や利水の面から進められてきましたが、大型公共事業として進められてきた側面もあります。自然や生態系を崩さないように配慮するとして、工事が行われてきましたが、人間の考えるようにはいかないのが自然界です。コンクリートでつくられた魚道を登る魚が減少し、漁獲量が落ち込んだところもあります。床丹川は、ダムが1基もない北海道内では貴重な川で、それを象徴するように道内有数のサクラマスの生息地となっています。
  「水産総合研究センター」の調査によると、床丹川に生息するサクラマスの生息密度は、保護河川に匹敵するか、それを上回るほど高いとしています。これ程多いのは、魚の遡上を妨げるダムがないことが大きいからだと言われています。
  質問の1点目は、2010年7月、石狩市が石狩支庁長に対し、床丹川の治山事業を要望していますが、必要と判断し、要望をするまでの経緯について伺います。
質問の2点目は、市が石狩支庁長に対し、床丹川の治山事業を要望するにあたり、地域住民との意見交換が行われたのか伺います。
  石狩市総合計画の豊かな自然を守り育て生かすまちの現状と課題には、「海浜、湖畔の水辺地や山間・内陸部には多くの動植物が生息・育成していることから、これら自然の保護と利用の両立が必要となっています。そのために、動植物の状況を把握し、それらをもとに、保全のあり方を明らかにするとともに、利用者のマナーやモラルの普及、環境教育・学習を推進し、自然環境意識の普及、向上を図る必要がある」とあります。
  質問の3点目は、豊かな自然を守る観点から今回の治山事業施工の要望はどのように考えて行われたのかを伺います。
  北海道は昨年7月、北海道生物多様性保全計画を策定しました。その中で知事は、2010年を北海道らしい自然共生社会の実現をめざし、10月に名古屋でCOP10が開催されることや知床が世界自然遺産に登録されて5年、釧路湿原がラムサール条約によって、水鳥の重要な生息地として指定されて30周年を迎え、北海道が自然環境の保全、生物多様性の確保について、世界に発信していく大きな節目の年であるとしています。計画の中の河川、湖沼の項目では、「工作物の設置を制限することにより、水産動物の保護培養に適した河川の保全に努める」としています。
  また、「河川、湖沼環境の再生、復元として、これまで行われてきた河川整備は豪雨による洪水から人命や財産を守る治水、発電や灌漑用水などに使用するための利水を重点に進められ産業や生活の基盤づくりに寄与してきました。しかしながら、そうした治水などの効率化を図る工法として採用したコンクリート張りは土砂供給機能を低下させました。また、河道の直線化は河床勾配の増加をもたらし、動植物の生息・生育環境の悪化をもたらした」と明記しています。
  質問の4点目は、河川が本来有している生物の生息・生育環境を保全するためにも、今回の治山ダム建設は中止すべきです。市として、北海道に対し工事中止を要望すべきですがお考えを伺います。

  【 答 弁】  佐々木企画経済部長

  ただいまの御質問に、私からお答えをいたします。
  床丹川におきましては、過去何度か災害が発生をしているほか、隣接する千代志別地区におきましては、千代志別川の大はんらんが発生していること、あるいは北海道の調査におきましても集落の上流で河岸の浸食などが見られるなど、現状のままで河川災害が再発するおそれはないと、このように言い切る状況にはないというふうに認識をしてございます。こうした認識のもとに、道に要望書を提出したものでございます。
  なお、要望を行うに当たりまして、地域との意見交換会などは、特に行ってはございません。
  今回の治山ダムが、自然に与える影響についてということでございますけれども、ダムという作工物が設けられる、そうなれば自然に何がしかの影響が及ぶということは、避けられないとは思います。しかし、御質問にもございましたが、今回のダムというのはこれまでの一般的なものとは異なりまして、中央部を河床と同じ高さにすることによりまして、魚の遡上に支障のない構造とするなど、河川生態系等への影響を、できるだけ軽減するような配慮がなされているというふうに受けとめてございます。
  また、建設の中止についてのお尋ねでございますけれども、これも蜂谷議員にお答えをしたとおり、基礎自治体としては住民生活の安全・安心を守るといったようなことも、これは重要な立場でございます。そうした立場に照らして考えてみますと、現時点でこの治山対策の必要性についての認識というのは、変わるには至ってございません。ただ、ことしの7月以降の一連の動きも踏まえまして、事業主体である北海道に対しましては、より自然に配慮した工法の再検討について要請をしたところでございます。

 再質問
 
  地域の自然環境や住環境に影響を及ぼすことが、地域住民の意見を聞くことなく進められるのは問題であります。
  石狩市が、自治基本条例を制定して3年が経過しました。今からでも遅くありません。意見交換を行うべきです。また、工事の要望に際し、床丹川がサクラマスの生息地であることを認識されていたか、川底を同じにすることだけで、この生息地が守られるとは考えられません。一度、壊してしまった自然、特に生態系を復元することは皆無です。それは北海道にも言えることであります。生物多様性保全計画を推進するためにも、この計画の中止を求めるべきですが、再度のお考えをお伺いいたします。

  【再答弁】  佐々木企画経済部長

  まず、地域住民との意見交換ということでございますけれども、地域の住民の方々とは工事をする前の段階で、いろいろと説明はしているというふうな認識をしてございます。
  また、影響の話ですけれども、これも先ほど蜂谷議員にも申し上げましたが、北海道でこの先、この工法についての再検討をされるといったようなことでございますので、その中で影響があるのかないのか。要するに河床と同じ高さにしているといったような今回の設計が、どのようなものなのかといったような評価もされるのではないのかなというふうに考えております。

床丹24】に続きます。

カテゴリ: 床丹川

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【床丹22】120707_石狩振興局現地意見交換会 

石狩振興局産業振興部林務課より、床丹川の砂防治山ダム建設計画に関し、平成23年度に意見書を提出した各団体に現地意見交換会を実施する旨の通知が届いています。

 日  時:平成24年7月7日(土)13:00~(予定)
 場  所:床丹川(石狩市浜益区)
 主な内容:床丹川治山事業計画について
      平成24年度調査内容について
      その他

北海道自然保護協会、北海道淡水魚保護ネットワーク、北海道の森を川を考える会などが当日参加する方向です。

床丹23】に続きます。

カテゴリ: 床丹川

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【床丹21】120526_林道上部での森林伐採 

120526、今年初めて床丹川現地の状況を確認に行きました。

IMGP0031[1]
国道の橋から見ると水量は落ち着いています。
群別岳、浜益岳、浜益御殿が連なる国道231号線のこの地域の川は、大きな川、奥行きのある川ほど遅くまで水量が多く水温が低いのですが、小さな里川である床丹川はすでにいつもの様子です。

IMGP0030[1]
住民の方に近況を伺うと、林道の上部で森林の伐採を行っているとのこと。
見に行くと切り出された丸太が集積され、積み出されるのを待っている様子。

IMGP0028[1]
結構な本数が何列にも並んでいますが、これで全部なのか?これからまだ切り出すのか?

IMGP0026[1]
植林された針葉樹が列ごとに切り出されているようです。

tokotan_dam_placing_plan
(画像クリックで大きな図が表示されます)
切り出しを行っているのは、上流に向かう林道が川から離れて斜面をつづら折でのぼり北側の千代志別に向かう途中の尾根上です。
分水嶺付近であり川から距離があること、伐採の規模が不明であること、などから川への影響は現時点では不明ですが、今後の伐採計画については確認したいと思います。

【追記】
北海道自然保護協会にて、北海道森林管理局に問い合わせをしたところ、6月11日に下記回答あったとのこと。
どうやら伐採されたのは民有林のようです。

1.床丹川周辺および上流部の国有林の伐採履歴は次のとおりで、直近の伐採及び現時点の伐採計画はない。
   508、509林班平成4年天然林伐採
   513、514林班昭和63年天然林伐採
   515林班昭和62年伐採
   512林班は伐採履歴なし
2.民有林については、国道沿いと其処に近い511林班、その上の千代志別川沿い河口から上流に向かう510林班、および床丹沿いの間にある512林班に(はさまれた)に伐採した情報がある。
3.伐採場所については現地を見なければなんとも居えないが床丹川支線にひっかかってているようでもあるが影響の有無は判断できかねる。

床丹22】に続きます。



カテゴリ: 床丹川

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